バーエンドミラーとトルクレンチと安全のお話

ロードバイクのバーエンドにミラーを取り付けてみました。安全のために、付けたほうがいいんだろうなーってずっと思っていたんです。はじめましての方もまた来てくれた方もようこそ!けちろうです♪

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定番のキャットアイ!取り付けようとして…あれ??

購入したのは、キャットアイ(CAT EYE) バーエンドミラー BM-45という製品。Amazonでもベストセラー商品なので、多くの方が使っていることでしょう。レビューを参考にして、視認性とサイズ感(小ささ)がバランスよく実現されているようなので、これにしました。

パッケージの裏面に何やら取り付け方法が記載されています。3ミリのアーレンキーが付属しているので、とりあえずロードバイクのバーエンドに付けてみることにしました。

 

バーエンドキャップを外して…ミラーの台座部分を入れて、ネジをアーレンキーで回す。何だ、簡単じゃないか。と思ったら、ハンドルバーの径に対してミラーの台座部分がスカスカなのです。一瞬、「しまった、サイズを間違えて買っちゃったか~??」と思いました。

いや待てよ?そもそも他のサイズはなかったはず。そこで今一度、パッケージの裏を確認してみると、ハンドルバーの径は「16~25.4ミリ」に適合すると書いてある。

 

よく見ると、台座が斜めにスライドするつくりになっていて、ネジを締めてゆくと台座の径が広がってゆき固定できる仕組みでした。パッケージ裏の説明書きにも、そのことが図解されていましたね。ちゃんと読まなきゃ~ダメですなw

トルクレンチを使ってパーツの適正なトルク管理を

さらに説明書きによると、ネジを締める際の適正トルク(ネジに与えられる回転力)は「2N・m」とのこと。ちなにみ単位は「ニュートンメートル」と読みます。1N・mは1mの棒の先を1N(ニュートン)の力で押した時のトルクということで…1Nとは…

はい、こちらのページなどがわかりやすくてよいかと。

参照サイト→KTC京都機械工具株式会社|トルクに関する基礎知識

トルク管理というのは自転車に限らず、工業製品では重要な概念です。よく、ネジを締めすぎるとカーボンフレームは割れてしまうというのを聞きますが、逆に緩むことも含め、走行中の安全のためにはしっかり整備しておくべきですよね。それを人間の手の感覚で行うには無理がありますから、自転車乗りはトルクレンチを購入しておくのがよいかと。

僕のロードバイクのハンドルバーはカーボンではありませんが、取り付けるパーツの耐久性もありますので、適正トルクでの取り付けはぜひ励行したいですね。

 

僕が使っているのは、こちらのトルクレンチセット。4,000円弱で購入しましたが(現在は在庫切れのようです)、精度や機能によっては何倍も高価なツールが販売されています。プリセットしたトルクまでネジが締まると、持ち手がカクッとなるのでわかりやすいです♪スイッチひとつで逆回しになるので、ネジを外す際にも作業が大幅にはかどり重宝してます!

トルク管理って、サドルの調整とかハンドル周りの増し締めとか、意外と日常のメンテナンスで必要になります。それを面倒がらずにきちんと行うことが大切ですし、そのためのツールを早いとこ購入してしまうことで、習慣化できるのだと思います。

 

取り付け完了です。ミラーの向きや角度は、取り付け時および手で動かせるミラー部分で仮調整、あとは走ってみて現場で微調整ですね。

今回は、ロードバイクを今より少しでも安全に楽しむために、簡単にできることとしてバーエンドミラーの取り付けをご紹介しました。また、自分でパーツを購入して取り付けたり交換・調整したりというのが楽しい…という感覚も何となく理解し始めた気がします。そうなると、上述のトルクレンチを導入するなど、できることを一つずつ実践してゆくことで、知識とスキルの積み上げとなり、しいては安全につながってゆくのだと思います。

 

 

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