この日のライドはチームの皆さんと埼玉遠征!飯能の峠をめぐるセミロングライドとなることが予想されます。ヒヨコローディの僕は健脚ぞろいの先輩ローディたちに、はたしてついてゆけるのか…不安いっぱいでのグループライド参加って、特に初心者ローディの方には身に覚えがあるのではないでしょうか?はじめましての方もまた来てくれた方もようこそ!けちろうです♪
たぶんそれなりにハードモード(自分比)になるので、とりあえずガス欠しないようたくさん食べておく。
集合場所である八王子市のコンビニに早めに到着し、飯能の峠を巡るハードな道程を見据え朝食をモリモリ。おにぎりと惣菜パンと菓子パンとコーヒー。これからたくさん走るとはいえ、ちょっと食べ過ぎだな〜と思いながら、いつになくご飯が硬いおにぎりをモグモグ…ハムチーズエッグマフィンも、思ってた味じゃなくてガッカリしつつモグモグ…最後はお気に入りのたっぷりクリームデニッシュで完食!
全部あわせて958kcal、どうなんでしょう?妥当なのか?どのくらいの距離をどんな強度で走るのか…新参者の僕は、チームの先輩ローディたちについてゆくのみ、詳細はわからないので不安ですw
目的地は飯能市・山伏峠と聞いていますが、そこからどう展開するのか?いずれにしても峠だらけの地帯。同じ道を引き返す選択肢がないことだけは予想がつくのです(ブルブル…)
最凶の激坂、鳥居観音現る!
道中、飯能市上名栗にある鳥居観音の前で足を止めます。そこには何やら、おかしな斜度の激坂が!豪脚の先輩ローディがひとり果敢に登ってゆきましたが、入り口からして相当ヤバそうな面構え!僕はもちろん、他のメンバーも登るのは止めておきました。
どうやら、距離は片道800mくらいと短めですが、平均勾配は17%ほどもあるようです。序盤からすぐに20%を超え、一部30%オーバーのところもあったようです。加えて、激坂ゆえに路面に溝が刻まれており、ひび割れ等もあって悪路だったとのこと。下りが急すぎて、ハンドルもガタガタと揺れるので、かなり慎重にスピードを殺して下りる必要があります。激坂マニア以外には、ちょっとおススメできませんね~(登ってない自分が言うのもなんですが…)
いざ山伏峠へ!と思ったら、その前にピットイン。
山伏BACEという、サイクリストやバイク乗りフレンドリーなお食事処へ到着。最近、テレビの取材も入ったようですが、幸い待つことなく入店できました♪
お店に至る最後の登り坂は、けっこう急なので転ばないようにご注意。速度が落ち過ぎて前輪のバランスを制御しそこなうと、簡単に転びます(←実際危なかったw)
古民家を改装したような、とっても雰囲気のあるお店。
座敷席に通されました。自家製の柚子ジャムをつけたパンをふるまっていただいたので、温かいお茶とともに気分が少しだけ和らいだのでした♪
実は…これはもう単に自分の鍛錬不足でしかないのですが、この時点ですでに足がかなり消耗してしまい、我ながら不甲斐ない気持ちでいっぱいだったのです。
うどんもありましたが、豚汁と…
お汁粉。餅が2個入っており、器自体がけっこう大きいので、全部平らげると結構な量ですね〜。
座敷席のさらに奥には、もっと広い部屋がありました。大人数の場合に使うのかもしれません。山好き・坂好きな変態さんようこそというメッセージ性が感じられる、店内の装飾があちこちに。
山伏峠〜正丸峠〜子の権現でオールアウト!な不甲斐なさ(泣)
お腹いっぱいで、さらに足が重たくなったところで、次の峠を目指して出発!
そして、ここから先は常にヘロヘロで、ろくに写真を撮る余裕もありませんでした(泣)
山伏峠を登りきり、正丸峠を越え、子の権現(北側から)を何とかクリアしました!が、最後の子の権現なんて、苦しくて何度も足つきしちゃおうかと思い、その度にもう少しだけ踏ん張ろうと思い直し、ゾンビのように6km/hで這い上がったのでした〜。
正直なところ、この日は自分でもガッカリするほどペダルが踏めなくて、もはやそのまま引き返したいくらい消耗していたのです。
子の権現では猛々しい像に迎えられます。情ない自分を叱責されているようでした!
ここは健脚祈願ができるようで、サイクリストに人気なわけですね〜♪しかし、下駄のオブジェの右側には、有名な金色の巨大な草鞋(わらじ)があるのですが、その写真すら撮ってなかった自分にガッカリ…。
最後に、自転車御守り(800円也)を買ってロードバイクのハンドル部に付けて帰りました。ストラップ形状なので、ハンドルやステムに取り付けることが可能です。
でも、無理して子の権現をクリアして手に入れた自転車御守りと引換えに、帰りの70kmの足が全く残ってないって、なんだコレ??
案の定、南側へのダウンヒル(有名な激坂があるほう)では遅れに遅れ、その後も腿の筋肉を何度も攣りそうになって、皆さんを待たせまくってしまいました。終いには補給食を分けてもらったり、何とも情ない限りです。
で、どうするのか?
皆さんについて行けなかったという事実。1月の落車事故を含めて、乗れてない言い訳ならいくつもありますが、結局は実力不足ということ。
元々、自転車はゆるゆるとストレス解消のために始めたので、現時点でもレースに出るために自分を追い込むような練習はしてないし、やろうと思ってもなかなかできないですね〜。
でも皆さんと実走するのは愉しいし、自転車イベントにも参加したい!そうなるとやはり、最低限の走力はどうしても必要。ソロなら貧脚・DNFでよくても、誰かと走る以上、そうはいかないですものね。
社会人として制約がある中、どうしても自転車にかけられる時間は限りがありますが、それは誰でもどんなことでも言えること。そこの折合いをつけながら、もう少しチームの皆さんと一緒に愉しく走れるよう取組んでゆこうかと思います。
さて、Zwiftでワークアウトでもやりますか〜!
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