愛用2年!COOSPOの心拍計アームバンド HW706でロードバイク

ロードバイクに乗るようになって、そろそろ心拍計を使ってライドごとの強度を把握したいと思うようなったのが4年前。ダイエット目的のエクササイズであれ、より強く遠くへを目指すトレーニングであれ、どうせやるなら効率的に向上させたいって思いますよね。

けちろう

最初は胸バンド式のものを使っていたのですが、バンドのゴムが次第に伸びてしまい腹のあたりにずり落ちたり、ジャージを着る前に水で濡らして着けるのが面倒だったり(つけ忘れてせっかく着たジャージを脱いだり…)。

そこで2年前に腕に巻くタイプに変えたのですが、以来ずうっと便利に重宝しているのがCOOSPO 心拍計アームバンド HW706です。

心拍計を使ってみたいけれど、装着方式はどれが良いのかわからないし、高機能なものを選ぶのはちょっと不安…。

そんな思いから一歩踏み出すか思案しているあなたも、この記事を読んでもらえれば、COOSPO 心拍計アームバンド HW706の使い心地やそのメリットがしっかり伝わると思います。

COOSPO 心拍計アームバンド HW706を使ってから2年以上経った今、後継機種も出ていますが、長い間愛用してきた感想を交えてまずはコレを選ぶべき理由を、お勧め記事として紹介いたしますね!

COOSPO 心拍計アームバンド HW706
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • コスパ:基本性能に対するコストパフォーマンスが高い!
  • 軽量:着けてることを忘れるくらい軽くて快適!
  • 安定接続:Bluetoothに加えANT+接続は安定感抜群!
  • 簡単装着:ベルクロバンドで腕にしっかりフィット!
  • 防塵・防水:汗も雨も気にせず、水で丸洗いOK!
  • 長時間:充電式で最大25時間稼働!
デメリット
  • 若干のデータ遅延:本格的なトレーニングには機能面が不足
  • ボタン電池式ほどはもたない:24時間を超えるようなシーンには不向き
  • 汎用性低い充電ケーブル:専用のマグネット式端子
目次

COOSPO 心拍計アームバンド HW706の基本スペックと外観

COOSPO 心拍計アームバンド HW706の基本的なスペックと外観から見ていきましょう。

型番HW706
装着方法アームバンド型
測定方法光学式心拍センサー
接続方式Bluetooth、ANT+
バッテリー最大25時間連続使用可能
防水性能IP67(防塵6、防水7)
充電方法USB Type-A(電源側)
専用マグネット式アダプタ(機器側)
重量約18g(ベルト込み)
対応アプリZwift、MyWhoosh、Wahoo Fitness、Garmin Connectなど

コンパクトなケースに収まっている内容物は、とってもシンプル!

たいよう

装着方法が大事なのかな~

けちろう

そうそう!
僕の場合、胸バンドはNG→腕時計型は精度がイマイチ?→アームバンド型をチョイスしたんだよ

COOSPO 心拍計アームバンド HW706のよかったところ(メリット)

とりあえず試そうと思える、価格の手頃さ

高価な心拍計に比べ、COOSPO 心拍計アームバンド HW706は非常にコストパフォーマンスに優れています。「とりあえず心拍計を試してみたい」という方には最適な選択肢です。

けちろう

胸バンド式ならもっと安価なものもあるけど、基本性能とのバランスだとこれが一番コスパ高いと思います!

とくかく軽い!小さい!(ロードバイク乗りのこだわりポイント)

ちょうど腕時計くらいのサイズ感・厚みなので、上腕や二の腕まわりにつけても一切煩わしさがありません。その上、とにかく軽いので、グラム単位で装備品を軽くしたいサイクリストのニーズに応えますよ。

安定感抜群の接続性能(特にANT+)

BluetoothとANT+の両方に対応しているため、GarminWahooのサイクルコンピュータ、Zwiftなどの仮想トレーニングアプリとも簡単に接続可能です。特にZwiftMyWhooshなどのバーチャルサイクリングを楽しむ方にとっては、複数の無線が飛ぶ室内環境でも安定した接続が可能なANT+を使えることは大きなメリットです。

けちろう

さあトレーニングだっ…て、思い立った時に繋がらないとか。
レースでイイ感じの展開っ!そんな矢先の通信落車・心停止とか。
萎えることは避けたいですよね!

なお、本製品は日本市場に対応してつくられているため、当たり前ですが「技適マーク」がついています。技適マーク(ぎてきマーク)とは、電波法で定められた技術基準に適合した無線機であることを証明するマークです。日本国内で使用する無線機には技適マークが必要で、携帯電話やスマートフォン、タブレット、PHS、Wi-Fiルーター、トランシーバーなど様々な無線通信機器が該当します。

たいよう

そういえばこないだ、temuで買ったスマートウォッチが技適マークなしで使えずに返品してたヨネ

装着の簡単さと快適性

ベルクロバンドによる装着は非常に簡単で、調整もしやすいです。また、軽量な設計なので装着感が気になることもなく、長時間のトレーニングでもストレスフリーです。

けちろう

胸バンド式を使っていたけど、次第にバンドのゴムが伸びてきてずり落ち、その度に調整が面倒だったな…

たいよう

アームバンドなら、二の腕付近に巻いてジャージを被せることでズレる煩わしさがないんでショ

IP67の防塵・防水性能で安心

COOSPO 心拍計アームバンド HW706はIP67の防塵・防水仕様です。IP67とは「一時的な水没に耐えられる防水性能」を意味します。具体的には、水深1mの環境で30分間耐えられるという試験基準に基づいています。そのため、大雨や汗が多いトレーニング中でも心配なく使用できます。

IP67の防塵・防水性能
「IP〇〇」とは、IP(International Protection)コードと呼ばれ、2003年に国際電気標準会議(IEC)によって定められた、電気製品の防塵・防水性能を表す国際規格です。
たとえば、「IP67」の場合、6は防塵性能最上位(0~6の7等級)、7は上位2番目(0~8の9等級)となる防水性能を表します。

けちろう

トレーニングに汗はつきもの。
放置すると結晶化した塩がつくバンド部分や、充電端子も流水でバシャバシャ洗えるからメンテナンス性も抜群だな~!

たいよう

Type-Cなどを採用せずマグネット式の充電端子なのは、防水機能面で一役買ってるわけだ!

最大25時間持続する充電式バッテリー

バッテリーの持続時間は最大25時間で、一般的なトレーニングシーンでは十分な時間をカバーします。例えば、1回のロードバイクトレーニングが2〜3時間程度の場合、週に数回の使用でも数週間は充電不要です。

COOSPO 心拍計アームバンド HW706の気になったところ(デメリット)

本格的なトレーニングには機能面が不足

有酸素運動と無酸素運動を繰り返すようなインターバルトレーニングは心肺機能の向上に役立ちますよね。本製品は、例えばスプリント練習をして心拍の上がり方を見たい等、もっと強くなりたい、レースで好成績を残したいという方には、少し機能面が不足すると思います。

なぜなら、高負荷を掛けたときの心拍の上げ下げが若干遅れて数値に反映されるからです。この機種がというより、腕に巻くタイプの心拍計が持つデメリットとなります。胸に巻くタイプは心拍の電気信号を計測するので、遅延が少なく計測できます。より高精度なモニタリングを行いたい方は、胸バンド式のほうをお勧めします。

COOSPOの胸バンド式なら、さらにお安く!

長時間イベントには不向き

バッテリー持続時間が最大25時間程度なので、日常のトレーニングには十分です。ただし、長距離ブルべなど24時間を超えるような超長時間イベントや、宿泊を伴う遠征などのシーンでは、途中で充電が必要になる可能性があります。その場合、モバイルバッテリーを併用するのも一つの手ですし、軽くて小さいので2個持ちという手段もありますね!

マグネット式充電の汎用性の低さ

マグネット式充電は便利ですが、機器との磁気接続部分が専用仕様のケーブルとなっているため、紛失すると終わり。充電そのものができなくなります。

僕の場合、普通に使う分にはフル充電しておけば、一日のライド中に電池切れとなったことは一度もありません。旅行などで携行する場合だけ紛失しないように気をつけましょうね。

けちろう

安価なのでスペアを買っておけば、充電ケーブルの紛失に備えつつ、ブルべなどで本体部分をもう1個携行する使い方が可能だね!

COOSPO 心拍計アームバンド HW706のよくある質問(FAQ)

どのようなアプリと連携できますか?

Zwift、MyWhooshなどのバーチャルサイクリングアプリの他、Wahoo Fitness、Garmin Connect、Stravaなど、主要なトレーニングアプリと互換性があります。

防水性能はプールでも使用できますか?

IP67の防水性能のため、水泳や水中での使用は推奨されていませんが、雨や汗には十分対応可能です。

どの部位に装着するのが最適ですか?

上腕や前腕など、安定した場所に装着することを推奨します。二の腕やや内側、わきの下寄りが安定感のある装着場所としてお勧めです。

バンドのサイズ調整は可能ですか?

ベルクロ式のバンドは自由にサイズ調整が可能です。

複数デバイスへの同時接続は可能ですか?

はい、ANT+接続を使用すれば複数デバイスと同時接続が可能です。

この記事のまとめ

この記事では、2年以上使い続けて今なお僕が愛用しているCOOSPO 心拍計アームバンド HW706をレビューしました。使用目的・タイプ別に、お勧めする人としない人は次の通りです。

こんな人にお勧めこんな人は他製品を
初めて心拍計を購入する人:安価で扱いやすいので、初心者に最適。
コスパ重視の人:高価なデバイスを購入する前に、まず試してみたい方に。
装着感重視の人:胸バンドより装着感がなく、圧倒的な軽さで快適。
ZwiftやGarmin Connectを利用している人:幅広いアプリに対応し、ANT+で安定接続。
短時間〜中時間のトレーニングを行う人:最大25時間のバッテリー持続時間で十分稼働。
汗や雨の中でトレーニングをする人:IP67防塵・防水性能で安心して使用可能。
本格的なガチトレーニングを行う人:より高精度な心拍モニタリングなら胸バンド式をお勧め。
ブルべや超長時間イベントを行う人:24時間以上の使用には途中充電が必要。
専用ケーブルの管理が苦手な人:専用のマグネット式充電ケーブルは、紛失したら充電不可。

COOSPO 心拍計アームバンド HW706は、コストパフォーマンスに優れた心拍計でありながら、18gという軽量性、BluetoothとANT+の両接続、IP67防塵・防水性能、最大25時間のバッテリー持続時間など、多くの利点を備えています。初めて心拍計を購入する方や、コスパ重視で選びたい方に特におすすめです。 一方で、ブルべなどの長時間イベントを検討している方は、途中充電の必要性を考慮して選択することをお勧めします

けちろう

新しいギアや装備はロードバイクを続けるモチベーションになる!
まずは手頃な価格で心拍計を試して、使い倒してみませんか?

COOSPO 心拍計アームバンド HW706 愛用2年レビュー

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