おお けちろう!しんでしまうとは なにごとだ!風張林道ライド

  ひょんなことから、獲得標高2,000m以上を走ろうということになって、先輩ローディーさんと二人で都民の森を目指します。はじめましての方もまた来てくれた方もようこそ!けちろうです♪

目次

ロードバイクはRPG

ヒルクライムの経験がほぼ無い、永遠の初心者 けちろうですが、候補としていただいたのは…

  1. 富士山スカイラインで雲海見る
  2. 足柄経由で箱根か山中湖
  3. 都民の森方面

といったラインナップ!なるほど、いずれもたいへん魅力的…ですが。今の僕のヒヨコのような走力では、道半ばで朽ち果てるのは必死。

同行いただくTさんは強靭な脚力をお持ちの猛者で、伊豆300とかいうブルベをやっつけちゃったりしてます。

なので、この中に(ヒヨコの)僕が選ぶべき正解はそもそも無いということは何となくわかるのです。それでも1.と2.に比べて、「とみんのもり」って響きがフレンドリーな感じなのでこれに決定!「方面」ってのが少し気になるけどね♪

 

天候は抜群!なるべく朝の涼しいうちに距離を稼ぎます。自走で町田→相模原→高尾→八王子と北西の方へ進んでゆき、東京都の西端の山奥へ。

道中、ここより先にはコンビニがないというセブンに寄って、軽く朝食とトイレを済ませたら、いよいよ山深い道を進みます。

檜原村というところを西の方へ進むにつれ、ここが東京都だということに驚きます。お、役場の先にあるT字路、ここはわかります、左ですよね?(ネットで人のブログを読んだので)

ところがここで、「こっちのほうが距離が短いよ」というまさかのご提案!直前で言われたので迷ってる暇はなく、かつ矢継ぎ早に軽いギアでゆっくり進めば大丈夫といった類の甘言もあり、「じ、じゃあ右で…」

ん?なんだろ、この展開。

(今思えば、いたいけな初心者ローディーを刈り取る常套句だったんだなとw いつかは刈り取る側に行きたい…)

 

檜原きのこセンターを案内する看板で記念撮影!ここが地獄の入り口とも知らずに…。

ここに至るまで登りで、すでに裏ヤビツくらいの疲労を溜めた気がします。そしてもう、後には引けないタイミングで、ここから先は関東で3本指に入る激坂とか、ハーゴンバラモスではなくシドーゾーマだとか、つまり実はラスボスであることが告げられます!

そう、ラスボスはたいてい、偽ボスを初めて倒して安堵したところにサプライズで登場するもの。なので、この展開は非常に正しい。

間違っているのは、勇者けちろう のステータスが、レベル一桁・銅のつるぎだということデスw

 

ふぅー。きのこセンターに到着。ここの手前が一番斜度がキツく、サイコンを余裕なくチラ見した限りでは20度を軽く超えていた気がします。インナーロー、最後の1枚のギアにはすでに切ない音とともにチェーンが掛かっておりますw

ここまでは何とか登れたと思っていたのですが、後でよくよく思い返してみると、この直前で一度足をついていましたね〜。記憶が曖昧なくらい、つまり余裕がなかったんですね。坂の写真が全然無いので今ひとつ、このルートの凶悪さが伝わらないのが残念です!

きのこセンターまでに相当脚を削られてしまい、ドラクエでいうところのステータス表示が黄色になってしまいました。今にも攣りそうな脚をだましだまし、ゆるゆる斜行しながら、終わりの見えない激坂を登るオッサンがここにいます。

今日はボッチライドじゃないから、ここで脚を攣って迷惑をかけるわけにはいきません。ヤバそうなタイミングでは、素直に脚をついて回復を図ります。

しかし、2度目の脚つきからのリスタートに失敗して立ちゴケ!転倒のショックで?右脚が攣ってしまい、この状態で急斜面からクリートをはめてリスタートするのは無理なんじゃね?という判断で、自転車を押し歩いて登りました(泣)

頂上までずうっとブヨにつきまとわれて何度も食われました(泣)

一向に登ってこない僕を、Tさんが降りて見に来てくれました(嬉泣)

 

頂上付近の爽快な眺め!足つきなしで制覇できたら、きっと全てが報われた気分でしょう。残念ながら、棺桶で引きずられてきた身としては、喜びも半減といったところ…(所持金半減じゃなくてヨカッタw)。それでも、ほんとうに素晴らしい景色でした!

結局、都民の森ライドと思っていたのが、実は、ラスボス討伐…風張林道ライドだったのです!

おお けちろう!しんでしまうとは なにごとだ!

 

参考サイト:ドラクエ用語まとめwiki│【おお ○○○○! しんでしまうとは なにごとだ!】

→今日のライドRelive

 

 

この記事が気に入ったら
いいねしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次