【自転車日誌】大井川遠征ライド

2025年5月4日、日曜日、6:05 島田市, 静岡県

ゆるキャン△の聖地をあちこち巡り、大井川鉄道で初めての輪行も経験。濃ゆい遠征ライドを満喫できました～☆　出発前にアニメで復習したというTさん計画による、愉しさ満載の自転車旅となりました。

GWの不安を吹き飛ばせ！輪行×聖地巡礼ライド計画

今回はGW期間中の1泊ライドということで、限られた時間の中にさまざまな要素を詰め込んだ旅でした。

この手の計画は、予期せぬトラブルなどを含めて不安要素を挙げれば切りがない。今回はGWかつ天気が怪しいというのが最大の懸念点でした。いろいろ策を練った末、Tさんのアイデアで輪行を組み合わせたプランがばっちりハマりそうということで決行！

幸い、出だしに一瞬降られただけで、最後までずっと好天で走りやすかったです♪西よりの風が午後から強まって帰りが大変でしたが。

1日5本の列車に乗り遅れるな！早朝45kmタイムトライアル

最初のキーポイントは、島田市のホテルから登り基調で45㎞の井川線・千頭駅までのライドでした。所要時間がいったいどのくらいか？

まずはロードバイクを車載してトランポ。少しでも早めに現地到着できれば良いのですが、距離があるので早すぎる出発は睡眠時間を削って逆効果です。

クイックでもスルーアクスルでも両対応できる優れもの！愛用してます

自宅の横浜市から島田市までのルートを引くと、約190㎞もある…GWで下りのピーク日ですから、早朝でも渋滞で遅れる可能性があるかも？山間を走る大井川鉄道は1日5本しかなくて、10時5分に乗れなかったら全ての行程が狂ってしまう・・・。

あれこれ検討を重ね、週間天気予報に一喜一憂。最終的には、出発を前倒ししつつも無理せずに、2本目の10時台列車をターゲットとしました。

早朝2時台に東名高速道路を走り、ホテル出発時間を計画どおり少し前倒ししてロードバイクに跨り出発！さらに、20㎞ずつ前を引いてがんばった甲斐があり、なんと1本前の9時15分に乗れました♪（←僕の遅い輪行作業でもたっぷりおつりがくるほどの貯金をつくれました）

このスタートダッシュが、その後全てうまくいくカギだったのだと思います。時間に押されて焦るのが一番良くない。焦らず早く、ですね！そのための準備が大切だと実感。

ご褒美タイム！大井川鉄道で満喫する「ゆるキャン△」の世界

輪行中は、ゆるキャン△に登場するキャンプ場やアプトいちしろの連結、長島ダムの観光放水、奥大井湖上駅や各所の吊り橋などに嬌声を挙げつつ、相席となった母子がTさんと同じくゆるキャン△ファンだったようで、マニアックな話題で盛り上がりました笑

5年前の記憶を辿って…落石注意の市道 閑蔵線はやっぱり危ない！

接岨峡温泉駅で下車し、再びヒルクライムモードへ。実は下りながら奥大井湖上駅のフォトスポットや長島ダムでダムカードをもらおうという計画でしたが、急遽、井川ダムまで登ってくることに。

5年前に辿った道の記憶と重ねるように、きれいになった（でも落石注意）市道 閑蔵線を慎重にヒルクライムし、無事に井川ダムへ到達（実は、井川夢の吊り橋を渡ろうとしたのですが、ロードバイクで行ける場所ではなかったようで断念…）。

井川ダム（いかわ、です）ではダムカードをいただいてから、少しノンビリしたいところですが時間がないので次を目指します。

今登ってきた市道 閑蔵線を、さらに注意深く下って行きます。概ね問題なかったのですが、往路には無かった2m長くらいの太い大木が、道の右側を塞ぐように落下していました。腐って折れたような感じで、ちょうど往路だと走行ルート上だったのでゾッとしました…。

無事、市道 閑蔵線を抜けたら、奥大井湖上駅を上から見下ろすフォトスポットや、長島ダムのダムカードをもらうなど観光要素を折込みながら下っていきます。

寸又峡への登り＆向かい風の復路でクタクタになり帰還

奥泉まで下ってきたら、寸又峡まで再びヒルクライム。この時点でけっこう足が削れていた感じです。とにかく登り下りが多いルートなので、最後の目的地である夢の吊り橋まで、攣りそうな足に耐えながら進みました。

寸又峡温泉街はGWの行楽客でたいへんな賑わい。夢の吊り橋まで進むには順番待ちで時間がかかり過ぎるということで、高所から見下ろす感じで手を打ちました笑

行楽客に交じって、ピチパンサイクルジャージで若干浮きがちなオッサン二人。ま、そんなことを気にすることもなくなりましたので、抹茶ソフトや五平餅を堪能して観光気分に浸りました♪

最後は復路54㎞、下り基調で島田市のホテルまで。といっても下りの感じはあまりなくて、所々で強風向かい風にやられながら、脚力の残りカスを絞るように踏んで踏んでの復路でした～（汗）

今回は宿泊ありの遠征ということで、ビジネスホテルの大浴場で汗を流してから、近所の居酒屋で反省会♪帰りの運転を気にしなくてよい遠征ライドは実によいですね～。