ローディの皆さん、愉しく自転車乗ってますか~?梅雨どきで、予定していたライドがことごとく中止となり、もやもやした週末が続いておりますが、こんなときだからこそ、じっくり調べものをしてみることにしました。テーマは、ロードバイクの落車事例です。はじめましての方もまた来てくれた方もようこそ!けちろうです♪
いろいろ痛すぎる!ロードバイクでの落車について。
冒頭のちょっと痛々しい写真は、2019年1月、グループライド中に僕が落車事故を起こしてしまったときのもの。不可抗力ともいえる事故でしたが、いろいろ痛いし体も機材もウェア類も、リカバーするのがたいへんでした。
平坦路でしたが、巡航速度からの落車だったので自転車は半回転!僕自身は肘と腰から地面とコンタクトし、4枚着ていたウェアがすべて貫通(真冬でほんとうによかった)。ひじの傷は5ヵ月以上経った今も、赤く盛り上がって少し疼きます…。けっこうレアなケースでしたので、そんなこともあるんだという事例として、下記リンクからぜひご参照ください…。
失敗は経験から学ぶのが一番!でも自分で体験するわけにもいかないので…他人の失敗から学びましょう!
ロードバイクは簡単に速度が出てしまうので、ついその性能を過信してしまいますが、本来はとっても不安定な乗り物。そんなロードバイクで公道を走る場合、すべてに優先されるべきは安全ですが、その愉しさについ夢中になってしまったり、ロングライドの疲れから集中力が切れたり、心の油断が事故を引き起こすケースが多いのでないでしょうか。
そうであれば、事前に落車事故の事例や理由を知っておくだけでも、普段のライドの安全性を格段に高めてくれると思います。
そこで、ネット上に公開されている記事等を集めてみました。ぜひ他山の石として自分の知識に加えてもらい、安全で快適なライドの一助となれば幸いです。
落車事故の事例
油断、不注意系
- 日陰でアスファルトのへこみを見落とした→衝撃で手がハンドルからすっぽ抜け、バランスを崩して転倒。
- 脇見運転→溝に前輪が落ち、巴投げのように放り出されて落車。
- ハンドルフラット部を猿握り、サイズが合わない緩めのグローブ、コルクタイプのバーテープというハンドルのグリップが弱まっている状態で、路面ギャップにより衝撃を受けたとき手を滑らせて前方へ落車。
- 2人で河川敷を縦走中、前方にいた親子連れの子供の自転車が急に蛇行!前走者が急減速した際、前方不注意で前走者の後輪に前輪が接触して落車。
- 勝手知ったるいつもの川沿いの道で、グループ走行による気の緩みから、車止めのポールに接触して落車。
⇒このパターンが、やはり一番多い印象ですね。街中やサイクリングロードなど、一見安全なようで実は数多くの事故要因が潜んでいます。リスクに対する意識や知識ひとつで防げただけに、後悔先に立たずとなるのがこのケース!
判断ミス系
- 路駐トラックを確認し、右側へ出てかわそうとしたが、後続トラックの勢いに怯んで急遽歩道へ退避することに。歩道へ入ろうとしたその瞬間、ちょうど歩行者がいて再度車道側へ戻ろうとしたが間に合わず、前方の柵に衝突して落車。
- 冬場のヒルクライム。路面凍結の電光掲示板を見落とし、ダウンヒル中のコーナーでスリップ転倒。後続ローディーも避けようとしたが落車。
⇒冬の山道、ダウンヒルに危険がないはずがない!また、自動車の運転にも通じる話として、「急」がつく動作はご法度。事前の、早めの判断で回避できたはずの事故って多いのでは?
不意打ち、もらい事故系
- 歩行者が急に車道を渡ろうと飛び出してきて、避けようとして落車。見通しの悪い路地から自転車が飛び出してきて横から追突、落車。
- ふいに飛び出してきた猫と衝突し落車。
⇒見通しの悪い路地などがある市街地、子供や散歩中の犬などトリッキーな動きに注意必須のサイクリングロード。「かもしれない」を常に忘れず走らないと、とっさの回避なんてできませんよね。それにしても、動物の飛び出しアタックによる落車って実際あるんですね~。
ダウンヒル系
- 下りの左コーナー途中で、鋭利な落下物を避けきれず後輪で踏みパンク。すぐ迫る右コーナーで曲がれず止まれず、左側の山肌に激突して落車。
⇒高速で迫ってくるカーブに対し、路面状況や車体コントロールなど瞬時の判断・処理を求められるダウンヒル。自分のスキルを絶対に過信せず、恐怖心のない範囲のスピードに制御することが必要ですね。僕は下りがめちゃくちゃ苦手なので、無理して先輩ローディの皆さんに着いてゆくことはいたしません!
↓↓↓参照記事のリンク集↓↓↓
今回の記事で事例として参照させていただいた各サイト記事へのリンクです。ぜひ元記事をご覧になって、事故の状況を掘り下げてみてください。きっと皆さんの血肉となります。
ロタケのロードバイクはじめました。夏だけ山登り。|ロードバイクで落車しないための5ヶ条 ~時速55キロからの落車で考える その(1)
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