自転車に乗るときの音って、けっこう気になりませんか?
メカトラ系の異音はもちろんですが、その逆も。自転車って心地良いなぁとか、何だか今日は調子良さげってときに、決まって良いサウンドに包まれていることに気づきます。
普段何気なく耳にしている様々な音。生身を晒して外の世界を駆け巡るからこそ出会う、様々な「自転車の音」についての雑感です。共感していただけたらいいな〜♪
目次
自転車は静か。その無音や微かなサウンドを愉しもう!
自転車の音を愉しむために、まずは日頃の整備を万全に。
自転車って本当に静かな乗り物ですよね。きちんと整備してあるロードバイクが奏でる無音の心地よさが好きだったりします♪
他の自転車乗りの方って実際どう感じているのかな、と思って「ロードバイク 音」で検索すると、異音がして困るので解消したいといった内容ばかりがずらりと並びます。確かに、走行中の異音は重要な危険シグナルだから、ぜったいに聞き漏らしてはいけません。耳障りな異音がひとたび発生すると、自転車を愉しむどころではなくなりますから、やはり日頃からの整備がとても大切ということですね。
この音が好き!意識して走ると、自転車がいっそう愉しくなる。
ロードバイクやクロスバイクに跨り、流れる空気に包まれて疾走する感覚って最高ですよね。30km/hを超えるスピードで走ることができるスポーツバイクは、耳元の風切り音ばかりするイメージがあるかもしれません。
でも、自転車に乗るという一連の動きのなかで、けっこう心地よく感じている音がたくさんある自分に気づくのです。例えば、ロードバイクにSPD-SLシューズで乗るときの…
- クリートをはめる音…これは皆さん、頷いていただけるのでは?漕ぎ出して、左足をペダルにバチッとやるときのスイッチONな気分。OK、行ってよし!という承認の音。
- シフトチェンジ音…リア側をシフトアップするときの、(ヵ)チャッっていう短い音。クリート音と同じく、これから動作を上げてゆくときの音なので、気持ちが高ぶるのか。
- きれいなアスファルトを走るときのタイヤノイズ…コォーーーっていう、スリックタイヤが奏でる安定のサウンド。静かで、かつきれいな路面という条件下で聞こえてくる低音。
- チェーンの音…こちらも同様に、静かな環境できちんと注油されたチェーンがサラサラと回っていることが前提の、シャーーーっというのが気持ち良い。フロントディレイラーのガイドプレートにチェーンがバチバチ当たるようだと台無しだったりしますので、アウターローやインナートップの斜め掛けは避けたいところ。パワーロスや、チェーンへの負担にもなります。
- 登坂中のフレーム音…静かな山の中、フレームがギッ、ギッと軽く軋む音。自分の大きな呼吸音との二重奏を、辛愉しい激坂を登りながら心を無にして聴くと吉♪
- 後輪のフリーハブが奏でるラチェット音…足を止めたときの、ジィーーーってやつです。「奏でる」音はホイールによって、メーカーによって、グリスの効き具合によって、千差万別。静かで慎ましいのもあれば、道行く人を退かすほどの爆音威嚇系もあります。貴方好みの音を探してみては?
- カーボンホイールのブレーキ音…これは、ぜったい皆んな同感なはず!フゥウィーーーンという魅惑のサウンド。(高級)自動車のエンジンブレーキ音とも似ているのか?つまりは…所有欲を満たしてくれるラグジュアリーアイテム。これを使いこなし、制動するときの、よーしよしといなすときの満足音。(カーボンホイール持ってません。欲しい。そのうち買っちまうのか自分??)
- 野鳥の鳴き声…自転車から出る音だけではありませんよね。静かな乗り物で、生身を晒して自然と一体化するからこそ。
- 清流の流れる音…河川敷ではなく、やはり山奥までがんばった人に与えられる清涼剤。
- 河川敷で元気な子どもたちの声…子どもが元気に遊んでる声は何だかほっこりします。
- 仲間と走るときの漏れ聞こえる声、会話…グループライドで、めいめいの独り言や他愛のない会話もまた愉しさのエッセンス。
自転車を愉しくする、自分なりの音をぜひ拾ってみてはいかがでしょうか。
コメント