東京五輪がいよいよ近づいてきましたね。競技自体はもちろん楽しみですが、やはり日本国民としては、祭りのあとが気になります。東京五輪のレガシーは何か?一つの答えになりうるかという、面白い記事を新聞で目にしました。はじめましての方もまた来てくれた方もようこそ!けちろうです♪
トップ選手はラボ
新聞が読まれなくなった、もしくはスマホやタブレットなどのスマートデバイスでという方が増えてきましたね。でも僕は昔から紙の新聞派。日本経済新聞をずうっと購読してます。
今朝、手に取った日経新聞を読もうとして、ある記事に目が止まりました。実は僕の場合、最終40面から逆に読むという変な習慣がありましてwいつも通り私の履歴書 を読もうとして、ん?ちょっと待てよと1面の記事を読んだのです。
Tokyo 2020 技術で超える という連載記事。「トップ選手はラボ」と題したそこに、サイクルジャージを着てロードバイクにまたがりローラーを漕ぐ写真があったのです。新聞の紙面でロードバイクの絵面を見ることがめったになく、つい反応したのですね。
内容は自転車だけでなく、いろんなアスリートがスポーツ科学やIT・デジタルを活用している事例を紹介しています。
- 遺伝子検査で筋力のタイプ(瞬発系、持久系など)を調べ、トレーニングメニューを効率化。
- ウェアラブル端末を装着して動作解析し、蓄積したデータから特性や調子などを見える化。
- 一流アスリートから集めた(!)便を解析し、保有する菌の種類や善玉菌の量が一般人と大きく違うことに着想したサプリメント開発。
規則正しい食事と睡眠をベースに鍛え抜かれたアスリートにこそ、運動機能の向上だけでなく健康や未病のヒントがあるという考えですね。
選手こそが一番の資産という時代!企業社会でも人が財産=「人財」と言われて久しいですよね。東京五輪のレガシー(遺産)も、インフラや箱モノだけでなく、人々の健康に還元されるような取組みが必要だと思います。
国が選手強化に予算を投じる意義として、メダルも大事ですが、そうしたノウハウを広く人々に還元できるような、知のソフトウェアが、東京五輪のレガシーとなることに期待します。
とくに、自転車は健康にいいですよ〜!という機運がもっと高まれば…なんて思ったり。
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