彩光と呼ばれる体内光メダカの稚魚をチェックしてみました。はじめましての方もまた来てくれた方もようこそ!けちろうです♪
高い固定率の優良品種、彩光で累代を重ねていますが…
もう3世代くらい累代してますが、この採光という品種はほんとうに固定率が高いですね~。感覚的にはもう、9割以上?そのくらい、どの子たちも同じように尾びれの方から体内光がだんだん見られるようになり、成魚になると胴体の半分が怪しい薄グリーンに包まれます。
ただし、もともと幹之メダカから出現した品種らしく、その血が流れているわけですから半数くらいは体外光が乗ってきます(W光といいます)。体内光の薄ぼんやりした光は、黒容器で真上から見たときにはっきり見えますが、不思議と横見では確認できません。そのため、体外光が乗ってしまうと、せっかくの体内光がよくわからない状態となってしまうのです。
そんなわけで、体外光あり・なしで選別し、さらにちょっとした試みとして、違う血を入れてみたのは昨年のこと。
彩光 × 百式幹之
これで生まれてきたF1世代はどうなったかというと…彩光の表現そのまんまでした!しかし、体内光の色味が薄グリーンだったり、少し赤みを帯びていたりといった、表現の幅が見られるようになったと記憶しています。
彩光 × 百式幹之のF2たち
固定率の高い彩光に、1回だけ百式幹之を交配させたF1同士の子。他の品種より成長が遅く、ようやく1円玉サイズになろうかという段階です。
これまでの彩光と同じように、尾びれの方から体内光がポツポツと出現し始めているのがわかります。と、ここでちょっと様子の違う個体を発見!
右側の子、よく見ると…
尾びれ側からではなく、胴体の上の方から体内光が出ています。しかも、けっこう大きくはっきり薄グリーンで発色しているのがわかりますでしょうか?(一番上の個体)
体内光の出現する場所の順番が違うのは初めて確認しました。最終的には、胴体の下半分がすべて体内光で満たされるのだとしたら、単に体内光の出現順が違うだけで結果は同じと言えます。それとも、これからもっと違う箇所へ体内光を展開させてゆくのでしょうか?成長を見守ってゆきます♪
コメント