ミナミヌマエビとチェリーシュリンプの混泳、再び
シュリンプ混泳はいろんな表現が出るから愉しい、けれど…?
かれこれ10年前に設置、キープしている屋内水槽があります。40㎝幅の、通称「エビタンク」。
ミナミヌマエビやレッドチェリーシュリンプ、ルリーシュリンプ、近所の小川で採取してきた謎のエビたち(赤いのや青いのや緑のも)を、ごちゃまぜチャンポンにして混泳を愉しんできました。
赤が映えるレッドチェリーシュリンプ等は、ヌマエビの突然変異個体から選別交配して作出しています。赤い個体同士を交配させて累代を進めることで、赤いエビを生む遺伝子が固定されたわけですね。
しかし、いろんな色のチェリーシュリンプやミナミヌマエビを混泳させると交雑します。するとどうなるか?
最初の数年くらいは、かなりバラエティに富んだカラーの個体がちょくちょく登場し、とっても愉しませてくれます。5年ほど前の過去記事でも紹介してますね。でも、10年経った今では先祖帰りが進み、薄茶・薄緑のミナミヌマエビっぽい地味な個体がほとんどというのが現状です。
苔取りと水草カットで水槽のお掃除
水槽内の水草は、伸びすぎたらカットして1/4くらいに量を減らすというズボラルーティンをよしとしてきました。3カ月経って、さすがに…となったら近所の床屋で散髪する感じの人と一緒(僕のことw)。
そんなわけで久々に、苔むした水槽を中が見えるくらいに掃除して、水面にまで達した水草の大半をカットして取り除き、ついでに新たなチェリーシュリンプでも投入しようかと思い立ちました。
ガラス面に着いた苔は、100均DAISOで買ってきた激落ちくんが一番良い仕事してくれます!
イエローチェリーシュリンプを特売で5匹ゲット!
こちらも100均セリアで買ってきた艶消しブラックのボール型容器を使って撮影しました。
容器ごと水槽に浮かべて水温だけはちゃんと合わせます。30分ほど放置してから、水槽内の水と少しずつ混ぜて水質に慣れさせます。
チェリーシュリンプはそこそこ丈夫なので、水合わせは適当でも問題なしかな〜?
良く見たら別品種?イエローフローレセント・シュリンプ
黄色いエビをうまく飼育して、繁殖させたい
掃除した水槽内に、イエローチェリーシュリンプを投入後、そろそろ落ち着いたかなと覗いてみました。ハイグロフィラ・ポリスペルマの葉に乗って、ツマツマしている様子。
黄色いエビは目立つ!ちょっと色が薄めだけどワゴンセールの個体だからね…
白っぽいタテ帯が背中に入ってるから、イエローチェリーじゃないよ
連れ帰ってきた5匹は、確かに全ての個体に白っぽいタテ帯が走っています。調べてみたところ、イエローチェリーシュリンプではなく、イエローフローレセント・シュリンプだと判明!
改良種か近縁種の類かな?まあ、どのみち他のヌマエビと交雑することになるから、OKですけど。
メダカや鯉、金魚と一緒で、エビもいろんな色や模様がありますね。きちんと累代飼育したら面白そうですが、メダカよりも管理が要求されるエビは、簡単に水槽を増やせません〜(汗)
黄色いエビの子孫がどんな表現を見せるか、まったりと見守っていくことにします。
追記:さっそく稚エビをお腹に宿していました!
2024年9月21日追記:
我が家の水槽にもなじんで、なんだか体型も良くなったなぁと思い、ふと見るとお腹に卵をたくさん抱えていました♪
盛んにパタパタをお腹の部分を動かして、卵に酸素を送っているのでしょうね。よーく目を凝らすと、稚エビのかたちがすでにつくられているみたい。
はやく、水槽内をミニミニの稚エビがちょろちょろ動き回るさまを観察したいです♪♪