【自転車日誌】蓬莱橋 – 新金谷駅

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2025年5月5日、月曜日、7:33 島田市, 静岡県

大井川遠征ライドで1泊した翌朝。この「観光自転車旅」のフィナーレにふさわしい、島田市の名所を2か所訪れました。

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蓬莱橋の橋番に物申されたことに物申す!


永い間、古くから今に残るものって美しいものが多い

世界一長い木造歩道橋としてギネス記録を持ち、かつ国内でも数少ない賃取橋(ちんとりばし)として名高い蓬莱橋(ほうらいばし)を訪れました。

全長897.4m(やくなし=厄無し)、ゆっくりゆっくりと渡りましたが、まー長い!当然ながら自転車用の通行料をきちんと払いましたので、じっくり堪能させていただきました♪

蓬莱橋の自転車通行について

島田市のホームページを事前に調べたところ、渡橋料金一覧が記載されており「歩行者(大人)100円」「自転車(歩行者含む)100円」と記載がありました。
実は、自転車乗ったまま橋を渡ることは禁止されていたらしいのですが、HPの記載にはその告知が一切なく、関連ページやPDFファイル内なども隈なく確認したのですが禁止との記載がありませんでした。

橋の長さから、ママチャリで走行している人が普段からいるそうです。早朝で通行人が少ない時間帯でしたが、歩行者をパスする場合は最新の注意を払って徐行して進みました。
すると「橋番」と呼ばれる管理人が向こう側からやってきて、いきなり怒鳴りつけられました。ちなみに手には金槌を握りしめていました。
自転車通行料を払っており、自転車は降りて通行せよとの案内が一切なかったため、良識あるロードバイク乗りとしてなぜダメなのかを尋ねたのですが…「ダメなもんはなダメだ!!」との回答。

僕らはそれ以上の正常なコミュニケーションが不可能と判断し、自転車から降りて転がしたまま対岸まで歩きづらいSPD-SLシューズで渡りました。

後日、島田市に本件を問い合わせた結果、橋を所有する「蓬莱橋土地改良区」という農家を中心として構成する団体が維持管理を行っているとのこと。島田市としては、蓬莱橋の橋番(はしばん)スタッフの対応により不快な思いをさせてしまったことへの謝罪と、市としても観光資源のひとつとして、より一層丁寧な接客に心掛けるよう努める旨の回答がありました。

更に後日、蓬莱橋土地改良区の方から連絡があり「安全上の理由から自転車乗車による渡橋は禁止」とのことでした。橋の上部木製板の老朽化に加え、橋の欄干が低いため、転倒等による橋からの落下を防ぐことが目的とのことです。

確かに、橋の上で強風に煽られたら危ないですね。その点、ローディは風に敏感なので、転倒の恐れがあれば自分から自転車を降りるでしょう。この日は無風でしたので、危ない感じはなかったです。
それでも、ロードバイクよりも重量があるママチャリや電動チャリでずんずん進む方がたくさんいるのでしょう。もしかしたら、日頃街中の至るところで見かける、無茶苦茶な歩道爆走のような走りを蓬莱橋でやった挙句に、大井川へドボンしたどこぞのオバサンが実際にいたのかも?

いずれにしても、安全上の理由で禁止する事項については、最低限ホームページなどの広報媒体で告知すべきです。さらに、橋の入口にも禁止であることを明示すべきです。これは島田市に要望しました。

その結果、島田市のHPには「自転車は降りて通行してください。」の1文が追記されました。

島田市公式ホームページ|蓬莱橋の概要 より引用 https://www.city.shimada.shizuoka.jp/kanko-docs/houraibasi.html
たいよう

なんでも駄目だと言うのは簡単なことジャ
要は責任逃れ、何かあったら責任の被せあいダロ
大井川上流の吊り橋はオートバイで渡れるとこもあるショ
吊り橋の方が危ない感じがするケド?
大型バイクだと300キロ〜400キロとかあるケド??

けちろう

ルールなら従う!守らせたいなら明示しなきゃね…
一方的な物言いは通用しないよ

自転車旅で心とからだの洗濯

橋を渡ったら七福神めぐりの登坂をこなしつつ、旅行代理店顔負けのTさん企画ルートで見渡す限りの美しい茶畑パノラマに感動♪ アップダウン&コーナー多めの愉しいコースを流しつつ…いよいよ旅の終着駅、新金谷駅へ。

ぴしっと整った茶畑が眼前に広がる、日本の心

ゆったり進む黒いSLや、ウォームアップ中の機関車トーマスを見て童心に帰りました。心配だった天候もほぼずっと晴天で気温も快適、トラブルなく各地を愉しみまくり、本当に若返ったような心とからだの洗濯ができた自転車旅となりました!

GW最後のかき入れ時でピリピリするイベントスタッフの輪を突っ切って、トーマス号を見に行く

蓬莱橋を望む

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