ロードバイクのタイヤを交換したので、明日のライドで試してみようとワクワクしております!はじめましての方もまた来てくれた方もようこそ!けちろうです♪
初心者の僕がいっちゃいます「意外と簡単!」
お世話になっているショップで購入したTREKのEMONDA SL6(2017年モデル)。完成車のまま1年乗ってきましたが、後輪に関してはそろそろタイヤ交換の時期がきたようです。一般的には後輪のほうが早くタイヤがすり減る傾向があり、前輪とのローテーション(外して入れ替えること)を行えば、もう少し乗れそうです。でも良い機会なので、自分で好きなタイヤを購入して交換する作業に挑戦してみました。
作業を終えて、まだ初心者ローディーといえる僕の感想は「意外と簡単!」でした。それでも、つまづきそうなポイントがいくつかありましたので、書き留めておきます。
新しいタイヤはコンチネンタルの…
購入したタイヤは、Continental(コンチネンタル) UltraSport2 。クリンチャータイヤの700×25c 2本セットです。ロードバイクのタイヤでコンチネンタルというと、「コンチネンタルグランプリ4000S2」の愛用者が多いイメージですが、UltraSport2の価格がここ半年で20%ほど下がっているため、倍以上の価格であるグランプリ4000S2は今回見送りました。
完成車のホイール(BONTRAGER RACE)に履いていたタイヤ(R2)と重量を比べてみたところ、UltraSport2のほうが1本あたり約60g重かった…けどまあ、今回は摩耗したタイヤへの対処を経験することが目的なので、よしとします。
このタイヤにはtread wear indicator(トレッドウェアインジケーター)があります。タイヤの摩耗に関する使用限界を示すマークであることが、パッケージを開けてすぐのところに、わかりやすく記載されていました。
作業手順1:旧タイヤとチューブを外す
具体的な交換作業に入ります。まずはホイールからタイヤとチューブを外しましょう。
- タイヤを外しやすくするため、シフターを操作してギアをインナートップにする。
- ブレーキシューを緩め、クイックレバーを解除して前輪を外す。
- 自転車をひっくり返してサドルを地面につけて置く。
- ブレーキシューを緩め、クイックレバーを解除して後輪を外す。リアディレイラーを手で後ろへ引っ張ってやると、後輪を引き抜きやすくなります。
- 外したタイヤから空気を抜く。
- タイヤとチューブをまとめてホイールから外す。チューブから空気が抜けているので外しやすいのですが、うまく外れない場合はタイヤレバーを使います。
作業手順2:新タイヤとチューブをはめる
次に新しいタイヤとチューブをはめるのですが、1つ注意があります。タイヤは回転方向が決まっており、これを間違えると雨天時等で着いた水が適切に流れずタイヤ表面に付着し、ハイドロプレーニング現象を引き起こしかねません。タイヤによって表現は異なりますが、「ROTATION」や矢印が記載されているので必ず確認しましょう!
まずは片側だけビード(タイヤの縁)をリムの内側へ入れます。この作業はさほど力が要らないはず…。
次に、チューブをタイヤとホイールの間の空間へ入れ込みます。ポイントは下記。
- チューブに軽く空気をいれておくことで、入れやすくなり、ねじれ等を防げる。
- 最初にエアバルブのところから入れる。
- タイヤのロゴとエアバルブの位置を合わせておくと、パンクしたとき等の役に立つ。
- チューブがタイヤとリムの間にはみ出ていると、最後に空気を充填するときバーストするので要注意!
チューブをバランスよく手で押し込んでゆき、全周きれいにしまい込めましたでしょうか?
この後は、最後にちょっと力仕事があります。もう一方のビードをリムの内側へはめてゆくのですが、チューブを入れ込んだのとは逆にエアバルブの部分の逆側から始めて、左右バランスよく進めていって、いよいよラスボスとの対決です。
作業手順3:最後の20センチを気持ちではめ込むw
残り20~30センチくらいが堅い(とくに新品のタイヤ)!!親指だけでゴムを引っ張り上げようとすると、すぐに指のほうがギブアップしますw コツといえるか微妙なのですが…親指全体~付け根のふくらんだ箇所全体、この10センチくらいの幅全体を使って、手首を向こう側へひねる動きを繰り返してやると、「絶対ムリだこれ」だったのが次第にいけそうになり、スルっと入ります。写真では撮影のため片手ですが、両手でバランスよく、なるべく幅広く均等に力を加えてやるとよいです。「絶対にできる」と自分に言い聞かせ続けることも大切ですw
おめでとうございます!晴れてすべてのビードがリムの内側へ入ったら、エアバルブを上に突き上げるようにして、チューブがどこかにかんでいないか確認しましょう(この部分のチューブが破損するパンクが多い)。
さらに、タイヤを全周めくってゆき、ほかにもチューブがはみ出していないか確認です。両側とも怠らず、確実に目視しましょう!
規定値まで空気を充填し、エアバルブのビスとキャップを戻して完成です!僕のEMONDAはフレームカラーが青なので、タイヤ側面のカラーも同色で統一してみました♪カラー部分はリムの内側へ入り込むので、実際に見える部分は5ミリ程度。この控えめな面積がよいなと、個人的には思います。
前輪につづいて、後輪も同じ作業を行い、完了しました~♪新しいタイヤを買った方のAmazonのレビューとか見ていると、この作業で「指が死んだ~」とか「硬すぎてムリだからタイヤレバーを使って入れ込んだ」というのがけっこうありました。果たして自分はどうかな、と思って身構えておりましたが、思いのほか簡単に手だけではめることができました。タイヤレバーを使ってはめるとチューブを傷つけるリスクがありますからね。
まずはドライな路面で初ライドを試してきました。使用感を含め、下記の記事もご覧ください!
なお、カラーバリエーションがとっても豊富です。イエロー、オレンジ、ピンク、グリーン、ブラック、ブルー、レットの7色!あなたのロードバイクのフレームカラーに合わせて、同色でまとめたり、差し色に使ったり。気分転換にいかがでしょうか?
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