庭のメダカ容器に沈めておいたスイレンの鉢植えから、いつの間にか蕾が上がってきて可憐な白い花を咲かせました。はじめましての方もまた来てくれた方もようこそ!けちろうです♪
メダカ飼育水はグリーンかクリアか、どっちがよい?
屋外のメダカ容器は、飼育水が濃いグリーンでした。そのため、水面にエサをくれと浮かんでくるメダカとスイレンの葉意外、水中の様子は全くわかりません。
グリーンウォーターはなかなか趣があって、しかもメダカのエサとなる植物プランクトンが豊富なので、元気なメダカを維持するのに役立ちます。
しかし、ときおりメダカたちが痩せ細ったようになることがあり、グリーンウォーターも決して万能ではないといえます。
特にこれから猛暑の季節。水が傷みやすいので、メダカの様子や水の色などをよく観察しておかないと、気づいたときには容器ごとダメにしてしまうから要注意!
痩せ細ったクロメダカたち。クリアウォーターに全換水で回復するかな〜??
スイレンが開花した容器のすぐ隣にもう一つ、発泡スチロール箱の容器があります。こちらはクロメダカばかりを入れておりますが、飼育水の色がかなり濃いのが気になりました。
案の定、濃緑色から出できたのは、かなり痩せたメダカたちでした。痩せ細り病はどのような条件で起こるのかつかみきれず、なかなか回復しないので悩ましいですね〜。
それでもやはり、メダカの不調はまず飼育水を疑うべきと考えました。そこで、思い切って飼育水の全換え!
ついでに、スイレン鉢や葉についたスネールとその卵を除去し、発泡スチロール容器もタワシできれいに♪あー気持ちいい〜!
水道水を静かに注水し、日光に数時間当ててカルキを抜き、念のため中和剤を適量入れて、ピカピカのクリアウォーター環境となりました♪
僕が水道水の中和にいつも使っているのはこちら↓
エーハイム フォーインワンです。500mLのたっぷりサイズがお勧めです♪
メダカの飼育水問題・・・
グリーンウォーター
- 水中の植物プランクトンが適量でバランスが取れていると、メダカのエサが常に豊富な状態となり、メダカの育成に寄与する
- 特に稚魚の飼育水として優秀
- 濃度のバランスが崩れると逆にメダカの不調を引き起こす
- 緑色の背景を泳ぐメダカの趣がよい
- 水中の様子がわからない
- ヤゴが育ってしまう環境となり、知らないうちにメダカが捕食されてしまう
クリアウォーター
- 透明だからメダカの健康によい、とは限らない
- グリーンウォーターと比べると水中にメダカのエサがない状態
- メダカ鑑賞に適している
- メダカの写真が撮りやすい
- そのうち水が緑化してくるので、クリアを保つのなら水替え作業が必要
こうしてメリットとデメリットを列挙してみても、一長一短。目的や状況に応じて、使い分けるのが正解かもしれませんね〜。
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