クロメダカとヒメダカって、ホームセンターとかのメダカ販売コーナーでも必ず売っていて、最もポピュラーですよね。一緒に飼っていると、自然と交雑種が生まれることがあると思いますが、実際どんな子になるのか試してみました。
スタンダートな組み合わせから生まれてきたF1世代は思った以上にバラエティ豊かな表現だった!
オス:クロメダカ × メス:ヒメダカ という交配で、生まれてきた子たち。写真をご覧いただくとわかりますが、けっこう色味がバラけています。クロメダカの出自がいまいち不明なので、他の種の血がまじっていた可能性はありますが、メンデルの法則どおりヒメダカの表現はF1世代では現れないようです。
それでも、白っぽいのや体内が青っぽいの、黄金系とバラエティに富んでいますね♪黒容器に入れて太陽光に当てて観察すると、これはこれで美しい表現だなと、しばし見入ってしまいました!
もう1枚別の写真です。ほら、けっこうというか、ぜんぜんカラーが違いますよね?中には、ボディ全体にほんのりと赤みをまとっているものいました。ヒメダカの特徴が入っているのでしょうか。
ここでふと、面白い個体がいることに気づきました!
写真中央左のメダカ、ボディの下半分が全体的に赤っぽくて、背骨沿いに赤い体内光が一筋入っています。写真ではなかなか分かりづらいのですが、自然光で見るとはっきりと他の個体と違うのです。
寄ってみました。これもきっと、潜性(劣勢)遺伝のヒメダカの形質が部分的に現れているのでしょう。正確なところはわかりませんが、両親の特徴を子はしっかり受け継いでいるんですね。
昔、ひょうたん池でクロメダカとヒメダカを適当に混泳させて累代していたときのこと。いつの間にかオレンジボディに黒斑のあるメダカが泳いでいるのを見つけて、メダカって面白いなーと思ったものでした。今回もそんなメダカが生まれたら楽しいと思いましたが、F1世代では出てこないのでしょうね。それでも、こんなに色んな表現がでてくることがわかったのが大きな収穫でした!メダカ飼育って、ほんとうに奥が深くて楽しいですね♪
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