今年の春は世の中の難しい状況があり、いろいろリズムが狂っちゃいますよね。我が家でも、遅れていたメダカ容器の水替えやらヤゴチェックやらをようやく行いました。はじめましての方もまた来てくれた方もようこそ!けちろうです♪
濃密な緑水に舞い落つ桜色と、浮かぶ体外光。
キングタライ(ミニ)と読んでいるこちらの容器には、幹之メダカを適当に入れてあります。冬の間もずっと保ってきたグリーンウォーターはますます濃密な感じに仕上がっており、自宅のすぐ前に咲き乱れるソメイヨシノの花びらが、春の強い風で大量に舞い降りてきます。
そこへすっと浮かんできて餌を喰む、幹之メダカの体外光。
なんとも癒やされるこの時期の風景なのですが、屋外容器ということもあり底にはたくさんんのゴミが溜まっているはずなので、ここは全換水することにしました。
緑茶カラーを名残惜しく、しばらく観察していますと…
お?何やら体色がおかしな個体がいますね。
ズームインしてみます。やはり、ボディの中央付近の色素が白く抜けているようです。突然変異でしょうか、それとも何かの病気??
確か結構前に、この個体を見つけた気がします。他の個体と比べて、明らかにスポットで白いですね~。動き自体はおかしなところはない様子ですので、このまま放置しときましょう!
この容器はいろんな系統の幹之がわりとゴチャ混ぜになっております。口先まで体外光がべっとりの鉄仮面(もしくはフルボディ)とよばれる個体は別容器に選抜していますので、いわば2軍なわけです。
それでも、いつしか口先まで光が伸びてきた個体が出てきました。体外光は成長するにつれて伸びる傾向があるように感じます。環境にも依るみたいで、きちんと日光が当たると伸びやすいと聞きます。
水換えついでに個体をチェック!
キングタライ(ミニ)の中から全ての幹之メダカを掬い、いったん別容器に避難させます。
この日は日差しがあり、メダカの観察や撮影をするにはもっていの条件!中にはこんな、2色に分かれた体外光をもつ個体もいて、なかなか愉しませてくれます♪
こうして集めてみると、幹之メダカのボディカラーって本当にバリエーションがありますよね。体外光自体の発色はもちろん、その下の内臓膜もカラーバリエーションが個体ごとに違うので、それが合わさって無数の色彩を表現しています。
これに、ラメや体内光という要素もパラメータとして存在するのですから、色彩だけで考えても改良メダカの世界ってなかなか奥深いなと改めて感じます。
全ての水を交換し、ピッカピカのクリアウォーターになりました♪ すでに産卵が始まっているようなので、お手製の産卵床を2個投入!メダ友(義理の母とか…)におすそ分けするために、どんどん増やしてゆきましょう~。
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