2018年も終わろうという師走のさなか、庭のメダカたちの容器に何かしら越冬のための施策が必要かと思い、今季は透明な波板を被せてやることにしました。
波板をカットして各容器サイズに合わせる
以前にエアパッキンを被せていたこともありますが、取り回しの良さを考慮して、今季はプラ系素材の波板でいくことにしました。近所のホームセンターへ足を運び、DIYコーナーで波板を物色してみますと…両面耐候 ポリカ波板というのが、耐久性と透明度からすると良さそうです。大きな1枚サイズのものを3枚購入。
さっそく、各容器のサイズに合わせてサインペンでガイドラインを引き、糸ノコギリで断裁にトライ!しかし、思うように切れません(汗)
そこで、裁ちバサミに持ち替えて半ば強引に切り進むと、思いの外ザクザクと切ることができました♪
後日、100均のダイソーにこんなギザギザ刃のハサミも売っているのを発見!
使い捨て覚悟で3つほど購入したが、普通に木の枝やプラスチックなど何でもいける♪
黒プラ船に被せてみますと…良いのではないでしょうか?これなら、オンシーズンに被せているワイヤーネットの上に、越冬期は更にこの波板を置くだけ!透明なので、中の様子もそこそこチェック可能です。
波板なので、当然サイドに隙間があります。これが通気孔の役割をするわけですね〜。あとは、実際の保温性能がどうなのでしょうか?
風で飛ばされないよう、水を入れたペットボトルを重りとして乗せておきます。
後日、波板効果を確認してみたら…
年末頃にはぐっと気温が下がり、明け方にはメダカ容器に氷が張るようになりました。そんな中でも、波板を被せた黒プラ船は一切氷が張ることはありませんでした!これは効果がありかもしれませんね♪
実際、すぐ隣に置いているひょうたん池には氷が張りました。午前中、氷が溶け始める頃に水温計を見ると3度。一方、波板を被せた黒プラ船のほうは…何と7度!実に4度も水温が違うなんて、これはけっこう驚きです!容器や日当たりの違いなど、他にも外因があるのかもしれません。しかしそれを差し引いても、今回の簡単な処置で少なからず保温性がアップすることがわかり、大きな収穫でした♪
さらに副次的な効果として、飼育水の蒸発がかなり抑えられることがわかりました。冬季はなるべく、メダカに負担をかけたくないので、足し水を行う場合もそぉーっと…気を使います。波板を被せた容器の場合、蒸発した飼育水が波板の天井に当たって水滴となり容器内に戻るらしく、足し水の頻度がぐっと下がるのは好都合ですね!
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