ロードバイクのコックピット、つまりハンドル周りをすっきり使いやすく快適にしたい!僕は長いこと、この課題を解決し得るレックマウントというシステムがあることはわかっていました。大分悩みましたが、ついにレックマウントを導入するに至った検討過程をお伝えしたいと思います。はじめましての方もまた来てくれた方もようこそ!けちろうです♪
これまでのハンドル周りの課題点
ハンドルバーには、サイクルコンピュータ用のマウントとフロントライトを付けています。この2つは必須なのですが、これまではそれぞれ課題がありました。
- フロントライトをハンドルバーに取り付けると、ヒルクライムなどでハンドルのフラット部分を握りづらい。→ライト位置を中央に寄せて握るスペースを作ろうとすると、今度はステムにスマホ用のマウント(クアッドロック)をつけるので、スマホの脱着時に干渉してしまう。
- サイコン(wahoo ELEMENT BOLT)の付属マウントは軽くて良かったが、トルク管理ミスでネジを切ってしまい、完全に締め込めない。→振動で徐々にマウントがずれ下がってしまう。そのうち使えなくなりそう!
上記のような、使い勝手の部分で困っている点に加え、左右非対称で見た目がすっきりしないことや空気抵抗という観点からも、改善が必要だと感じておりました。
レックマウントの利点と課題点
重さ+値段 ≦ 機能改善+所有欲
じゃーん、レックマウント装着!!
サイコンマウントの下に、フロントライトを逆向きで取り付けます。これによりハンドルバーからフロントライトが消えて、劇的なすっきり感を獲得♪
レックマウント本体と、フロントライトを接続するためのアダプタパーツ。検討の末に結局Amazonでポチりと購入したわけですが、一体何を悩んでいたのかというと…
- 重量
- 値段
この2点に尽きます。
機能面では、上述の諸々問題点を全て完璧に解消してくれました。さらに実用面だけでなく、そのメカメカしく精緻な意匠や金属の質感が、サイコンのマウントをそれ以上の何かに仕立てています。そう、所有欲を満たしてくれるのです♪(つまり、自己満足ってやつですね〜汗)
ですから、重量増と引き換えに手に入れる利点を文字通り秤にかけてみたのです。(もちろん、サイコンのマウントにいくら費用をかけるかという点もあわせて…)
案ずるより量るが易し
買うのか、買わんのか…
Amazonのカートに入れて、あとは注文確定ボタンをくりっと押すだけのところで指が止まることありますよね?
そんなときは、ローディだったら価値判断の基準となる重さを量ってみましょう!(←え、買わなきゃ量れない?デスヨネー!理由は後付けで…汗)
販売サイトや購入者のブログ記事には重量が記載してあることが多いので、参考にしてもよいですね。(ただし結構、個体差があるような)
まずは、外すパーツの重量から。
サイコン(wahoo ELEMENT BOLT)に付属していた片持ちの樹脂製マウント。26gとは、なかなか軽いぞ。
続いてフロントライト LEZYNE(レザイン)LITE DRIVE800XL に付属のラバー製マウント。28gでした。
この LEZYNE(レザイン)LITE DRIVE800XL は、けっこう重量級でして123g。上記のマウントラバーを外しても、これだけあるんですね。
ライトの大きさはバッテリー容量と比例する傾向にあり、とにかく明るくて長時間持ちます。フロントライトは安全走行に直結するものとして、この重量はよしとしています。
サイコンマウントとフロントライトががっしり接続されました。もちろん、照射角度が調整可能であり、走行中の振動でズレたりすることは皆無です。
ではでは…いよいよ、レックマウントシステムの総重量を計量。94gでした!
よって、94g – 54g = 40g
40gの重量増…。これをどう評価するかです。改善点を今一度挙げてみますと
- サイコンが振動でずり落ちなくなった!
- ハンドルフラット部が握りやすくなった!
- サイコンとフロントライトが一直線に並びスッキリ!
- フロントライト位置変更でエアフロー改善!
- 精緻でメカメカしい所有欲を満たしてくれる見た目!
ざっと、これだけのメリットを得ることができました♪ 完全に勝利です、重さ+価格という課題を圧倒的に乗り越えている!今、たしかにそう感じています。
案ずるより量るが易し。悩んだら、まず(ポチって)計量し、重量差を補って余りある理由を探しましょうw
※レックマウントは、ご使用のサイコンやライト、ハンドルバーの形状等によって無数のパーツ種類がラインナップされています。上記はwahoo ELEMENT BOLTをエアロ形状で取り付けられるタイプのマウントです。下記ご紹介のタイプは、GARMINやCATEYEなど9ブランドのサイコンに対応するなど汎用性の高い特別限定モデルです。
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