ロードバイクの快適な乗り味を維持するために、オーバーホールは欠かせません。いや、快適なという前に、安全のためという意識が必要かと思います。いつもお世話になっている自転車ショップに持ち込み、店長さんと各部位の消耗具合や交換パーツについて相談して預けてきました。はじめましての方もまた来てくれた方もようこそ!けちろうです♪
ロードバイクがない?…クロスバイクとローラー台があるじゃないか!!
GT-RollerFlex3に、クロスバイク TREK 7.4FXを乗せてみる。
スポーツバイクを趣味とするようになるとわかりますが、足や体幹などの筋力って、年齢に関係なく強化されてゆきます。僕のようにゆるーく、そこそこな取り組み具合であっても、気づかないうちに(速くなるかは別として)、足腰が確実に強くなる実感があります(主観的)。
筋肉って、いくつになっても育つみたいですよ。でもその裏返しとして、使わなくなるとすぐ元に戻るので、オーバーホールで1週間乗らないと如実に足が弱るんですよね~。
そんなときは。自宅でコギコギのローラー台があるじゃないですか!
僕が使っているローラー台は、グロータック社のGT-RollerFlex3というものです。2017年11月に商標の関係で「GT-Roller F3.2」に名称変更したこのマシン、前を固定する方式で後ろはローラー部に乗っけるだけ。自転車を左右に振ることができる独特の操作感…良いですよ、ほんとうに!
GT-Roller Flex3,F3.2 説明動画
MotionController 説明動画
でも肝心の自転車がない?
大丈夫です!ロードバイクのサブ機はありませんが、僕にはスーパーサブ的存在のクロスバイク、TREK 7.4FXがあります♪(本当はショップで代車を借りたかったのですが、ロードは全て貸出中でした…)
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ロードバイクとはフレームのジオメトリ(各部の寸法や角度などの設計)が異なるため、前輪と後輪の間の距離(ホイールベースと言います)も違ってきます。クロスバイクの方がホイールベースが長いようなので、その分、後輪を乗せるローラー部位を後ろに下げる必要があります。
GT-RollerFlex3は、そんな調整も簡単にできます♪ 4本の調整ネジをいじり、ローラの胴体部分をスライド可変させるだけ。予め油性マジックでスライド位置をマーキングしておくと、複数の自転車で使う場合に便利です。
なお、5番の六角レンチを使って6N/mで締める必要があります。ローラー台は各部位に大きな力が掛かるので、それぞれ決められたトルクを守ってメンテナンスし、不要なトラブルのないようにしたいですね。こんなときも、やはりトルクレンチは必需品だったり。
必要な調整は、上記の位置調整だけ。なんて簡単なのでしょう!
クロスバイクをセットしたら、2本のローラーをそれぞれ手で回してやります。後輪タイヤの駆動量が2本とも同じであればセットOK!
セット完了、こんな感じです。
GT-RollerFlex3は、ローラー台へのセット作業がとくかく楽チン♪
- 前輪を外す
- フロントフォークを前輪用クイックレバーに差して締める
- 後輪はローラー部の中央に乗せるだけ!
後は、PCでZwiftを立ち上げ、心拍計を着けてレーパンとビンディングシューズを履いて、扇風機を回して、ハンドル部のQUAD LOCKにスマホをセットして準備OK!(←なにげに面倒? そんなことありませんよ汗)…そうそう、汗拭きタオルと、必要であれば給水ボトルや床に落ちる汗対策もね(←やっぱり面倒じゃないのかw)
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とっても大事な、ローラーの負荷設定の話。
これはとっても大事な話なので、もしこのローラー台でZwiftを楽しんでいる(もしくは検討している)方は、心して聞いてくださいね。
GT-RollerFlex3には、ローラーが回る重たさを調整するための負荷設定レバーがあります。Zwiftが公式対応している固定式ローラーであり、「負荷3」で設定するようにとの指示。まずは上記写真、「負荷ゼロ」です。「負荷1」ではなくゼロなんです。
負荷ゼロから3クリック進ませた上記写真の状態、これが「負荷3」です。
実は当初、「負荷1から2クリックで負荷3」だと勘違いして、しばらくZwiftを楽しんでおりました。当然、実力を大きく上回る出力となってしまい…この間違いに気づいて負荷設定をもう1個上げたら、なるほど実走時の感じと近くなって納得したのでした!
クロスバイクで軽くフリーランしてみました♪最初にセンサーを認識させるとき、タイヤ周長と太さの設定もお間違えなく。
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