先日、愛車のロードバイク EMONDAをオーバーホールに出しました。その際、そろそろタイヤ交換を推奨されたので、自宅で自分でやることにしたのですが…。はじめましての方もまた来てくれた方もようこそ!けちろうです。
ロードバイクのタイヤ交換なんて簡単…じゃなかったのか〜?
はい、記事タイトルと同じ見出しになっていますが、まさにそうなんです。タイヤ交換なんて、これまで何度も行ってきました。出先でのパンク修理も経験済み。もう何も難しいことはない…はずでした(泣)
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ショップに頼むか、自分でやるか
今回のオーバーホールで、当然いくつかの消耗パーツを交換することになったのですが、タイヤとブレーキシューは持ち帰ってから自分で交換することにしました。
タイヤ交換にはすでに何の苦手意識もないし、ブレーキシューの交換はスキルとして身につけておきたかったし、細かい工賃を支払うのはアレなので、できればバーテープも自分で巻きたかった(できないケド)のです。
で、ここでさらに僕の貧乏性が顔をもたげます。
一般的にタイヤは後輪のほうが早く摩耗します。荷重が前輪より掛かるので当然ですよね。一方、前輪はまだまだいけそうな摩耗具合。ゴム製品ですから、ヒビ割れが目立つようなら摩耗にかかわらず交換すべきですが、完全屋内保管していることもあり、状態としては問題なさそう。後輪も、タイヤの摩耗具合を判断するための目印 TWI(tread wear indicator)を見る限り、まだいけそうです。
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そこで、新品タイヤへの交換ではなく、ローテーション(前後タイヤの入れ替え)を行うことにしました。あと500kmくらいならいけるかな~なんて。結果的に、これが凶とでました。どうやってもタイヤが嵌まらなくなってしまったのです(泣)
ショップに頼めば費用がかかるけど、その作業時間が浮く。自分でやると費用がかからないしスキルが身につくけれど、その作業時間がかかる。どちらが良いか、悩ましいですね~。
一度はまっていたタイヤがはまらなくなることがあるという事実!
ご覧のとおり、タイヤをはめるときの最後の難所まできました。タイヤのビードをリムの内側へ手で入れてゆき、最後のあと少しを辛抱強く向こう側へ捻り続ければ、いつかははまる。今までそうやってきたし、それでできなかったことはなかったです。
新品タイヤが硬くてはめづらい印象ですが、一度使っているタイヤはわりとすんなりはまるというのが僕の経験則からのイメージ。今回もまず前輪を仕上げて、続いて後輪もサクッと終わらせるはずでした。
しかしなぜか、最後の20センチがどうしても上がりません。1時間以上格闘して、やむを得ずタイヤレバーを使ってみることに。それからさらに1時間以上、それでもダメでした。タイヤレバーで1箇所を持ち上げようとすると、反対側の今まで嵌っていた箇所が出てきてしまう始末。素手で作業していたため、気づくと指にいくつも水マメができており、右掌の拇指球付近はマメが破れてしまい、これ以上の作業は断念することになりました。
作業手順は間違っていないはず。これは推測ですが、最後のあと20センチとなるまでは手で簡単に押し込んでいますよね。で、最後だけ部分的に力を入れてタイヤを捻るわけです。すると、局所的に横方向へタイヤが伸びる力が加わりますが、ゴムの経年劣化で伸びが悪くなる。すると、生半可な力ではもはやこれ以上伸びないという部分がなお20センチ残り、タイヤレバーを使ったところで対応不可となった??
いずれにしても、このままでは走りにいけませんので、何らかの善後策が必要です。さて、どうしたものか…。
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