メダカの産卵シーズンに入りましたね。我が家でもちらほら、卵を抱えた個体が見受けられるようになり、遅ればせながら累代用の親メダカ選定を進めようと思います。はじめましての方もまた来てくれた方もようこそ!けちろうです♪
ダイソーで以前に買っておいた調味料入れと黒ビニルテープを使って、メダカの横見容器に仕立てるよ!
以前に自作したメダカの横見容器は、透明なプラスチックを黒く塗るためのスプレーにメタリック成分が入っていたため、光を反射して見えづらいものになっておりました(…なんとなくメタルっぽいほうがいいかなと、汗)
なので、今回は「つや消しブラック」スプレーを購入してきました。
しかし…スプレー裏面の注意書きを読むと、ABS樹脂やアクリル等特定種類の素材以外は使えないとの表記。仕方なく、スプレー塗装を断念しました(泣)100円ショップで手軽に材料調達できるとはいえ、注意書きはしっかり確認すべきでしたね~。
自作材料:
- 調味料入れ
- 黒のビニルテープ
- 黒い厚紙(なくてもOK)
工作をはじめます~
たまたま家にあった、黒い厚紙。これを使って容器の遮光性をアップしたいと思います。背面と側面片側(側面のもう片側は取っ手が邪魔で貼れない…)の寸法を測り、厚紙をカットします。
必要な部材はこんな感じです。
黒のビニルテープを、容器の背面~側面にかけて張り付けてゆきます。本当は先に、黒スプレーで塗装したかったんですけどね。
先ほど用意した黒い厚紙を、容器に貼り付けます。水に濡れやすいので、この上からもう一度黒ビニルテープを巻きます。
完成です!…雑な仕上がりですが、使えればよしということでw
実際に使ってみましたよ!
庭に出て、金ラメ幹之メダカをすくってみました。どうでしょう、なかなか良いのではないでしょうか?天候はピーカン照りではないものの、太陽光がしっかり注いでいる状況でした。やっぱりメダカの撮影には黒い容器が最適ですね~。背景の黒が反射せずに、メダカをしっかり浮き立たせてくれるようです。
ただし、自分自身の像が写り込んでしまうので、カメラが黒写り込んだ部分でメダカを撮るようにしてみました。
使っているカメラ(コンデジ)は、NikonのCOOLPIX P310。2012年3月発売の古い機種ですが、明るいレンズと機動性が気に入って長年愛用しています♪(撮影のウデがちょっとアレなんですけどね…)
横から見ることで得られる情報はたくさんあります。
- オス、メスの判別
- 背曲がりの有無(特にヒカリ体型)
- ヒレの形や大きさ
- ヒレの欠損や開き具合(体調や病気のチェック)
- お腹の張り具合(体調や病気のチェック)
- ラメ、ヒレ光などの表現
ぱっと思いつくだけで、こんなにも。やはり、メダカ飼育は観察が肝です!
特に、ラメとヒレ光は横見ならではの情報なので、横見容器はメダカの累代を進めるうえで欠かせないアイテムとなるでしょう!
我が家で累代を進めている金ラメ幹之は、そこそこ金ラメを継承しつつ、ヒレ光がしっかりめに入っているということが判りました。こんなふうに、メダカの横見で得られる情報を累代の方針に活かしてゆこうと思います。
2021.8.22追記:100円ショップでいろいろ揃えるのは愉しいのですが、メダカの横見チェックというのは非常に重要であり、かつ頻度が高い作業です。
試しに、市販されている専用の横見容器を購入してみたのですが…いや~、素晴らしい!!
アクリル自体の綺麗さは観察や撮影にモロ影響しますし、奥行きを狭めるためにカーブさせた内部構造など、なかなかお手製ではマネができないクオリティでした。初期投資だと思って、一度お試しいただくのが良いかと♪ 以下の記事で使用感をお伝えしています。
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