趣味で自転車に乗るようになると、真夏でも真冬でも、いつだってペダルをこいでいたいと思うようになりますよね。
はじめましての方もまた来てくれた方もようこそ!けちろうです♪
真冬だってサイクリングしたい!だったら暖かコスパウェアのユニクロヒートテックで良くね?
ママチャリ→クロスバイク→ロードバイクとステップアップしていった僕ですが、それに伴って必要な装備がアレコレ増えてゆき…いまだに道半ば(というか入り口)といったところです。それでも、天気が良ければ真冬の早朝だって走りに行きたくなるから、それなりの装備がまた必要。
真冬に楽しく走るために必要な装備として、防風機能のサイクルジャケットは必須ですが、同じく重要なのがインナーウェア(ベースレイヤーともいう)。そして自転車用のインナーは、高機能なブランド品になると、けっこうなお値段…。
そこで、ユニクロのヒートテックとかコスパ良くてどうなの?って思いますよね。僕も最初の頃はそうでした。
ここでまず結論を先に。冬でも汗をかくスポーツバイクの場合、ユニクロのヒートテック系インナーはNGです!なぜなら、自転車のように冬でもそれなりに発汗する運動では、非常に乾きにくいからです。
温かさを保つための発熱素材(おもにレーヨン)には吸湿性があり、体から発生した水蒸気(汗)をすぐに吸収するときに発熱するしくみですが、その吸水に限界が訪れてしまうのです。寒いなかでの「汗」は体から熱を奪い、それが体力の低下をも招きます。いわゆる「汗冷え」というやつで、健康のためのサイクリングで風邪をひいては本末転倒ですね。
コスパ最強!サイクリング用(ではないのだが…)インナーウェア!おたふく手袋
そこで提案するのが、サイクリストの間で活用されているという「おたふく手袋」のインナーです。この冬、実際に使ってみてその効果とコスパのよさを実感しましたよ。Twitterに投稿したら1,600件弱のインプレッションがあって、注目度の高さを実感しました!
ちまたでウワサのおたふく手袋を買ってみた https://t.co/XwgUnXIvxp
— けちろう (@kei_ichiro) 2018年2月12日
僕が実際に購入して試したのはこの2つ。
- ボディータフネス JW-170 ブラックM
- ボディータフネス OVER THE FUNCTION JW-540 ブラック×ブルーM
JW-170のほうは上記関連記事を参照いただきたいのですが、「暖かい・適度なストレッチ・快適な肌触り・速乾性・安い」というのが訴求ポイント。唯一の不満点は袖口の短さ。サイクリング用に開発された商品ではないから、致し方ないのですが。
一方、今回新たに購入したのがOVER THE FUNCTION。
「夏、冬、無敵。」というキャッチコピーどおり、オールシーズン対応となっています。そのため、暖かさという点では内側がファブリック(起毛)構造になっているJW-170に軍配が上がります。ちょうどこれからの季節で活躍しそうなインナーですね。
JW-170よりも値段は高めのOVER THE FUNCTION。パッケージも箱であり、裏面に機能説明が載っています。
- サーモコントロール
- BTパワーストレッチ
- スピード消臭
- UVカット
この4つが主な機能ですが、消臭機能が特に優れていると感じました。これはほかのおたふく手袋製品(JW-170やネックウォーマー)も同様でした。気になったのはストレッチについてです。
縦横にしなやかに伸びるストレッチ性は、快適な着心地です。ただし、JW-170の適度な締め付け感と比べると、かなりゆったりした感じなのです。好みの問題かもしれませんが、体にピチっとしながら、動きやすさも両立しているJW-170のほうがよかったかも。あるいは、そもそもそういうつくりなのか?
袖口の短さは完全に解消されています。というか、若干長い気が?サイズはいずれも同じMサイズで、サイズ表の適合身長範囲も同じ数値でした。これならSサイズでよかったかも。全体的なサイズの違いが、フィット感の違いとしてそのまま表れているように思います。(僕の腕が短めといううわさも…あるいは製品の個体差とか?)
丈の長さは申し分なし。サイクリング用途としてばっちり!JW-170とは別物として考えれば、生地の薄さからくるゆったり感は、これはこれで有りかもと思いました。
サイクリングや登山のような強度の高い運動用途としては、とにかくインナーウェアに求められるのは「吸った汗を素早く外に放出してドライな状態を保つこと」です。そのうえで保温性があればなおよし、という考え方ですね。
インナーウェアに回す予算があれば、モンベルのジオラインあたりが間違いないのですが、いろいろと物入りなサイクリスト。コスパ重視の方はぜひ一度、おたふく手袋をお試しあれ♪
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